2015.06.07[Sun]から2015.06.18[Thu]まで欧州に出張に行ってきました.行き先は,Ireland(アイルランド共和国)の首都Dublinと,France(フランス共和国)のLilleです.
こちらのblogの交通関連の記録になります.
出発は 2015.06.07[Sun] で,羽田空港発のJL43便です.欧州便も羽田発が増えて便利になりました.羽田便というと深夜便という印象が強いのですが(羽田発は米国行きしか乗っていなかった),JL43便は11:20発の昼の出発でした.金曜日まで夜便だと勘違いしていたので,危ないところでした.それでも羽田空港へは,1時間ほどで到着できるので,成田空港よりは断然便利です.
今回は,珍しくぎりぎりmileでupgradeできるticketがとれたので,申し込んでみましたが,結局駄目でした.なかなかupgradeしてくれませんね(過去何度か失敗している).
羽田空港は国際線ターミナルが拡大して,上記写真の左側の部分が伸びていました.滑走路の数は変わっていないはずなのですが,ゲートの数,駐機できる場所を増やした,ということでしょうか.今回は,新しくできた Sakura Lounge Sky View の方に行ってみました.
安定のビーフカレーとBeerです.最初は時間が早くてまだありませんでしたが,10時を過ぎると用意されました.少し搭乗時間が遅れているようで,10:55搭乗開始とアナウンスされました.機体はB777-300と(たぶん)一番大きい機体.LHR行きなので,久々の長時間に耐えられるか心配でしたが,なんとか大丈夫でした.
機内食は2回.最初のはまぁいつも通りな感じ.日本発便なのでそれほど悪くはないです.到着前の2回目はAirMOSでした.JALはいろいろfast-foodチェーンと提携したものを提供しますが(他にも吉野家など),これはどうなんでしょう.もちろん,ハンバーガーもMOSも好きなほうですが,長時間のフライト後に手間をかけさせて食事を作る系,しかもMOS Burgerの特徴であるミートソースで汚さないように食べるのは,正直しんどいです.できれば,搭乗の最初の方で出していただくか,簡単なものにしてほしい気がしました.あと,温めるときにハンバーグの肉汁がバンズに染みないようにするため(と思われる)紙的なものが挟んであるのも,食べ物系としてはどうかな,とは思いました.
映画は,The Town を最初に見ました.なんとなく LEON のような印象を受けましたが,最後がHappy Endな感じなので,ショーシャンク(The Shawshank Redemption)に近いかもしれません.Ben Affleckの2本目の監督作品みたいですが,巷の評判よりは悪く無い感じでした.
あとは,CHAPPiEをみました.まぁロボットの話なんですが,AI的な分野が重なる部分もあって,そこはなぁという感じにはなりますね,やはり.米国映画みたいですが南アフリカが舞台ということでちょっと雰囲気が違いますね.他,過去に見た映画を少し見た程度.
航路はこんな感じで,やっぱり遠いです.
2015.06.07[Sun] 到着のLHRでは,Terminal3に到着.connection flightの表示に沿って進むと,ターミナル移動用のバス乗り場に到着するので,Terminal5行きのバスに乗ります.預けたbaggageはそのままDUBまで行くというので(HNDで確認済み),手荷物だけで移動.便はBAとのcode share便でJL7825(17:55発).入国審査の窓口が少なくて,なかなか通過できず,出発に間に合うか心配であった(LHR到着自体が空港混雑で旋回してて遅れた).結局LHRで買い物もできず,ゲートに到着したらすぐに搭乗でした.
Dublinは2回目の訪問で,前回は比較的旅行初心者であったのでタクシーでホテルまで移動しましたが,今回はバスがあるらしいということが事前調査でわかっておりました.空港を出てすぐわきのところにバス乗り場があって,その前にカウンターがあり,ticketの購入もできました.Burlingtonまで片道8.5EURでした.aircoachという名前です.
ホテルは前回(2007年)と同じですが,系列が変わってDoubleTree by Hilton Hotel Dublinとなっていました.内装もやはり変わったように感じます.建物の高さはそれほどありませんが,会議室もあり比較的大きい部類のホテルだと思います.ちょっと中心部より離れていますが (今回は temple bar 付近には行かなかった).
2016.06.13[Sat] に移動です.Dublinからの戻りもaircoachで空港まで行きました.ホテルの目の前の道路の反対側に,バス停があります.Webでもおおよその出発時刻が出ていますので,その時間のちょっと前に行けば乗れます.運賃は運転手に支払います(往復で乗るとわかれば往復運賃の方が安い).バス内でWiFiも使えました.道路は少し混雑していましたが,40minくらいで到着しました.
空港では,売店もありますが,Dublinの街のあちこちにIrelandのお土産屋さんが沢山ありますので,特に空港で買うものはなさそうな感じです.Nikkaの余市が売ってました.最近,日本のウィスキーも評価が高いのでしょうか.値段もかなりいい感じではあります.Loungeもありました.最後と思いGuiness Beerの缶を飲みました (お昼なのでまだお腹は空いていなかった).
飛行機はBA829便,DUB(14:15)→LHR(15:35).JLのcode shareもありますが,BA便でとった模様.LHR到着はTerminal5.そのまま地下に降りてそこから電車に乗れます.Terminal5の地下からは,Heathrow Express (Paddington駅まで直行)と地下鉄Piccadilly線が乗り入れています.Heathrow Express は,
以前ロンドンに行った時に利用し,Paddington 駅近くのホテルに泊まったことがあるので土地勘はあります.この後,EurostarでLille(Lille Europe)駅まで行く予定です.EurostarはSt.Pancras駅から出発します.そのすぐ隣のKings Cross St.PancrasまではPiccadilly線が繋がっています.
Heathrow Expressは早いのですが,Paddington駅で乗り換えが必要ですし,時間的余裕もあったので,結局地下鉄で行くことにしました.安いですし.
家を出発してから,英ポンドを持ってくるのを忘れたことに気がついておりました.駅で確認すると,切符はカードが使えました(6GBP).ユーロも持っているので両替も覚悟しておりましたが,結果的には必要なかったです.Piccadilly線は夕方にさしかかり途中(特にロンドン中心部)とても混雑しました.所要時間は1時間程度.時間に余裕が無い場合は使わない方が良いと思います.
会社の旅行代理店で ticket をとってもらいましたが,何やら confirm が必要,みたいなことが書いてありました.一応,みどりの窓口的なところを探して確認しましたが,必要無いようでした.Eurostartは国を跨ぐためか,パスポートの確認と荷物のX線検査がありました.そのせいもあり,結構混雑していました.普通に電車に乗る感覚でギリギリに到着しない方が良いでしょう.
Eurostart 9156 は LONDON ST PANCRAS (19:04)→LILLE EUROPE(21:30)です.時間は夜ですが,緯度の高い欧州 (しかもDST) ですので,まだ薄暗い程度でした.待合室は普通の駅とそれほど変わりません.さすがにお腹も空いてきたので軽く食事です.ここでもカードが使えましたが,場所柄か円安のためかなかなかの値段に感じます (9.3GBP).駅は高い場所にホームがありました.しばらく地上を走った後に地下に潜り,そのままドーバー海峡を渡るのですが,単に地下に潜ったのか海底トンネルに入ったのかはちょっとわかりづらいです.その後地上 (フランス) に出た後,しばらく走って目的地のLille駅(Lille Erurope駅)に到着しました (フランス側で一度駅に停車しました).
Lille は,Paris と Brussels, London の三地点を結ぶ中間地点にあります.CDG空港からもTGVで一駅で着きます.フランスというよりはベルギーにかなり近いので,そちらの文化の方が強いかもしれません.
ホテルは,駅(Lille Europe)のすぐ近くにある Crowne Plaza LILLE - EURALILLE です.2016.06.13[Sun]〜06.17[Wed]までの滞在です.駅から地上に出て道路の反対側です.ホテル自体それほど大きくは無いですが,市の中心部から少し離れているためか部屋はゆったりしていました.
Lille には,TGVが停まるLille Europe (Gare de Lille-Europe) 駅とTGVもたまに停まりますが,基本在来線が主体のLille Flandres (Gare de Lille Flandres) 駅の二つがあります.Flandres駅の方は昔からの欧州の駅という感じですが,あちこち工事中でした.
今回,時間的余裕があったので,この Lille Flandres駅からルーブル美術館分館があるLensまで行ってきました.カタカナで言うと"ランス"ですが,フランスには Reims (ランス) もありますし,他に有名な都市で Rennes (レンヌ) もあります.LとRの区別ができない日本人にとってはとても紛らわしいです.
駅には時刻表や路線図がありますので,近郊に行きたい場合はそれほど不自由はありません.ticket も券売機でカードで購入できます.電車は2階建でしたが,時間帯かかなり空いていました.
Lens 駅(Gare de Lens)は以下のようなロール線の駅といった風情です.券売機もあります.もともとそれほど大きな都市では無く,炭鉱の町だったようですが,閉山後ルーブル美術館の分室を誘致したようです.大きなサッカー場もありました.
帰りも同じ電車で帰りました.
2016.06.17[Wed] 帰国の出発です.TGVで空港(CDG)まで移動しました.Lille Europe駅から1時間程度で途中停車駅もなく到着しますので,便利です.以下はLille Europe駅のホームです.欧州の駅なので,入口にticketを通すゲート等はありませんが,社内で検札があります.混雑しているときは無い場合もありますが.
以下は CDG 駅のTGV駅です.空港駅だけあって,大きな荷物を持っている人が多いです.ちなみに,TGVの汽車の中は,NEXと同様客席の入口か真ん中あたりに荷物置き場があります.
CDGのラウンジ(Air Franceと同じ)では,比較的食べ物も充実しています.時間帯によって変わるみたいですが.フランスらしくチーズもあります.
帰りは06/17[Wed] JL046便 CDG(20:30)→HND(16/18[Thu] 15:25) でした.食事は以下のような感じです.
到着は06/18[Thu]の午後HNDに無事到着しました.今回は,06/07[Sun]から06/18[Thu]と12日間と久々に少し長めの出張でした.移動も飛行機と汽車を使い,なかなか新しい試みもありました.間に週末や予備日などもありましたが,やはり疲れますね.無理がそろそろきかない年頃となりました.