2022.06.12[Sun]〜18[Sat]の出張時の交通機関に関する記録です.かなり間が空いてしまったので,いろいろと状況が変わっていました.利用した飛行機は以下でした.
2022.06.12[Sun] JL43 HND(08:50) → LHR(15:50)
2022.06.17[Fri] JL44 LHR(19:20) → HND(17:25)
今回,航空券の予約がおよそ1ヶ月前で,2便/日のLHR行きが1.5便/日に減らされていた影響か,結構高い値段になってました.せっかく高い値段でupgrade可能な予約クラスだったので,即マイルでupgradeを申し込みましたが,残念ながら駄目でした.まぁこれはある種のジレンマで,upgrade可能な予約クラスになるということは混雑していて安い料金が無いということであり,それくらい混雑しているときは,当然のことながら上位クラスも空いていないので,upgradeされない,ということになります.よほど運が無いと無理,ということですね.昔はよく座席についてから,声かけされて上位クラスに移動するということがありましたが(当時の自身のステータスは低かったので,はそういう経験はなく見かけたということ),今はほぼお金かマイルが必要なスタイルのようです.
それでも,ステータスがあると,本来お金を払わないと選択できない前が広い席なども事前選択できるので,JALはまだ可能な限り乗り続けようと思っています.ということで,今回は往路は23B, 復路は23Cを選ぶことができました.
まず,COVID-19の影響で,ラウンジはFirst Class Loungeのみが営業していました.それはある意味よかったのですが,食べ物がbuffetではなくQRコードを読んで表示されるWebから個別に注文する方式になっていました(URLに座席が埋め込まれているようでメニューを選ぶだけで席に届きます).なので,注文してから到着するまで時間がかかります.今回朝が早い便だったこともあり,時間的にあまり余裕が無い状態で,和朝食セットとお寿司をお願いしただけとなりました.
それでも折角のFirst Class Loungeなので,奥の方にあるChampagne(Laurent-Perrier)は頂きました.以前,初めて来た時に教えてもらったのでした.そういえば,最初に来た時も台風で飛行機が大幅遅延して,通常ではない状態の時でした.やはり普通の時に一度来たいですね.
混雑具合は,帰国の規制が緩和(帰国後の待機が無くなった)されたこともあり,少し混雑気味ではありました.
今回,これまでと違うのは,ロシアのウクライナ侵攻がありその制裁もあって,ロシア上空が飛べずに,羽田空港から北東に進み,アラスカやカナダ,グリーンランドを通ってほぼ真北からLHRに降りるような飛行ルートでした.そのため,予定の段階から飛行時間が15Hとなっており(2018年時点は12H45min),実質14H30minくらいでした.
食事はいつも通り2回でしたが,間にパンが2個配布されました.最初は,若手シェフによる「牛肉・ごぼうと山の香りの赤味噌焼き」を選択しました.もう一つの選択肢はオムライスです.到着前は,タニタカフェのショートパスタボウルです.
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機内での映画も久々で,まずThe Matrix Resurrections, No Time To Die(007), 99.9 The Movieあたりを観ました.Matrixは2020.02のSan Francisco出張時に,ちょうど撮影が行われていて,滞在していたホテルでの撮影もあったのですが,ちょっと見た限りその場面は見当たりませんでした.内容としては,次も続けようと思っているのか(これではちょっと難しいと思う),Trinityとの話だけに終わった感じで,それ以外は期待に沿うような内容はちょっと無かった印象です.007はまぁまぁ良かったです.前作との繋がりが強いので,きちんと見ておいた方が良いとは思いました.
LHRの到着は,T3でした.あまり見覚えが無いと思ったら,前回はANAを利用したのでT2でした.地下の通路で繋がっているので,歩いて行ける(Heathrow Expressに乗れる)のですが.ターミナルとしてはT2の方が新しい印象です.
今回も仕事の会場と同じホテル,
Park Plaza Riverbank Londonです.Radissonホテルグループで,テムズ川沿の南側にあります.部屋は以下な感じで,外は別の部屋が結構間近でみることができます.夜電気をつけるとほぼ丸見えなので,注意が必要かもしれません.
帰りは夜便なので,昼に少しロンドン中心部に行き,お土産(Fortnum&Mason)を買いました.一旦ホテルに戻り,預けたスーツケースを受け取り,購入したお土産を入れます.ホテル最寄りのVauxhall駅から地下鉄Victoria線に乗ります.Vctoria駅で乗り換えてCircle線でPaddington駅に行くつもりが,District線(途中までCircle線と同じ)に乗ってしまったようで,しかも何を考えたのか一旦改札を出てしまったので料金も支払い,また改札を通って戻ってPaddington駅に到着しました.だいぶ時間とお金を無駄にしてしまった感があります.
Paddington駅でHeathrow Expressのホームを探し,入口にある自動販売機で片道分をカードで購入して,停まっている車両に乗りました.
LHRでは,JALのカウンターでcheck-inしましたが,そこでPCR検査の結果を求められました.MySOSアプリの画面ではなく,実際の検査結果そのものです.ちょっと予想外でしたがメールを探して(PDFで送られるので)提示しました.
保安検査場に入る前に駅の改札のゲートのようなものを通るのですが,そこから混雑していてしばらく行列に並びました.航空券のticketをscanしてゲートを通ったら,X線検査ですが,そこがまた結構並びます.そこを通過して免税店を見ますが,まぁどこも同じような感じなので,何も買わずにBritish Airwaysのラウンジに行きました.BAのラウンジは相変わらず雑然としており,食べ物も今ひとつです.お腹は減っていなし,これまでそこそこお酒も飲んでいたので,炭酸水あたりを飲みながら携帯の充電(入国時にMySOSの提示とか必要なので,座席でもできますが一応)などしていましたがすぐに搭乗時間です.
復路の飛行機も,残念ながらupgradeされずに,予定通りの席でした.帰りは大体疲れているので映画もそこそこで,確かDeath on the Nile, Incredibles 2, Duneを途中まで観ました.どれかは往路だったかもしれません.Duneは帰ってからNetflixで最後まで観ましたが,まだ続きそうな感じですね.最初の食事は携帯を手元に置くのを忘れて撮れませんでした(携帯を隙間に挟んでしまった場合はと何度かアナウンスされていたし,実際少し挟んでしまいました).以下は2回目の食事です.大部分寝ていたので,途中にパンとかあったかもしれませんが,気がつきませんでした.
復路はルートが違って,ちょうどロシアの南側を通るルートでした.今回は飛行ルートが表示されたので,記念に撮っておきました.内陸を通るためかあるいは偏西風の影響かそこそこ途中は揺れました.
予定では飛行時間は14H05minでしたが,ほぼ定刻に着陸しました.羽田へは,千葉あたりからぐるりと東京を回り,皇居の南側を通る東京上空ルートでした.なかなか眺めが良いのですが,座席が窓側ではなかったのが悔やまれます(通路側でした,ちなみに隣は空いていました).
羽田空港では,PCR検査などの確認のため,ぐるりと歩かされ,最終的にMySOSの画面を確認され,無事入国です.無駄にシステムを作って人を配置させているのは,旅行業界の救済措置かと思ってしまいました.
羽田では,バスの時間も確認しましたが,少し時間が空いていたので,京急で帰宅しました.バスもまだ観光客などが戻っていないせいか,これまでより閑散としていました.
出国前のPCR検査は,ほぼ水際対策としては意味が無いですし,弊害(陽性になってしまったら,自力でticketの変更や宿泊場所の確保などが必要)も大きいので,止めた方が良いと思います.とりあえず入国させて,入国時に精度の高い抗原検査を実施して,とりあえず家に帰して結果をメール等で伝える,だけで良いのではと思います.実際,国内にいても十分に検査すらできない状態ですし,日本人を陽性だからといって帰国させないというのは間違っていると思います.まぁ最大のリスクは機内だと思いますが,マスクを必須とさせることで,なんとか拡散を防ぐ,あたりでしょうか.
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