2009年9月19日土曜日

Brussels, Belgium

2006年の二度目の海外出張は,2006.06.26[Mon]から2006.07.01[Sat]の4泊6日で Belgim は Brussels でした.
Brussels はEUの本部もある一方で,世界遺産の Grand Place (グランプラス) などがある古い都市です.直通便が無いので今回は LHR (Heathrow Airport) 経由で BA006 → BA398 の乗り換えとなりました.
British Aiways は one world メンバですが,当時もまた今現在もまだ第一ターミナルに留まっています.しかも新しく改装された南ウイングではなく最も古い北ウイングです.JAL 支援の動きをみても経済状態はあまり改善されていないようですから,多分なるべく経費を使いたくないということでしょうか.航空業界はもはや成熟産業ですから,利益体質の改善にもう少し注力した方が良いでしょうね.
第一ターミナルは久々でした.欧州便は時差の関係で大体が午前中に出発します.カウンターが少ないようで,行列になっていました.昔は出国審査のためにエスカレータで下位階に降りて行ったと記憶しているのですが,今は窓側の方の入り口(出口?)から入って一旦X線検査を受けてから左右の階段あるいはエスカレータから下に降りて出国審査になります.ラウンジはそれほど広くないせいか結構混み合っていました.その後,別のラウンジに移った模様です.


BAのC classはちょっと変わっていて,座席が前向きと後ろ向きの交互になっています.足の方が利用する面積が小さいので,交互にすると全体として面積が節約できる,すなわち座席が多くとれる,ということなんでしょう.交互の席でお互いが顔を見合わせないようにカバーもあります.足置きを椅子のように起こして,座席を倒すとほぼフルフラットになります.距離が長いのでなるべく楽なのが良いですが,BAは英国航空だけあって食事はいまいちです (多少偏見もあり).


上記のように,肉をどんと出せば良いだろう,というような姿勢が垣間見えたり.勿論前菜もきちんとあって,こちらはなかなか美味でした.あと,欧米の C class では,搭乗で飛行機に乗ってから動き出すまでにの間に,飲み物を出してくれることが多いです.大体スパークリングワインとか飲んでしまうのですが.

さて,LHR (London Heathrow Airport) ですがあまり良い思い出はありません.これまで乗り換えでしか利用していないのですが,ターミナル間の移動がバスしかないのと,X線検査でいつも行列ができるなどでいつも慌ただしい記憶しかありません.今回も乗り換えが 1.5H ほど空いていたはずなのですが,ターミナルを移動する場合はこれでも厳しいかもしれません (実際は ticket に印字されていた時間が早すぎて余裕だったのですが).



LHR から 1H ほどで Brussels, Belgium に到着.Brussels は EU の本部もある国際都市です.空港の表示も,Exit, Sortie, Uitgang, Ausgang と 4カ国語 (英,仏,蘭,独) で表示されていました.なるほど,国際都市も大変だと思った次第です.
空港からは疲れていることもあり,タクシーで移動.地域柄,ベンツが多かったように思います.

ホテルは,Hilton Brusselsでした.Grand Place などの旧市街の中心部まで何とか歩いていける距離でしたし,朝散歩がてらに EU の本部などへも歩いていきました.高い建物で,部屋からは最高裁判所や旧市街なども見えます.



帰りのブルッセル国際空港はこんな感じ.なぜか飛行機が吊るされていました.あと王室御用達のチョコレートも有名で,現在6社 (Godiva, Galler, Cote d'Or, Mary, Neuhaus, Wittamer) となっているそうです.Godiva は日本でもあまりにも有名なので,お土産に困ったときは時々空港で Neuhaus を買います.が,日本にも既に進出しているんですね.


帰国は行きと同じく BA403 → BA007 と LHR で乗り換えました.BA403 は 1H くらいの飛行にも関わらず食べ物が出ました (class D なので).折角なので食べましたが.

LHR は相変わらずの混雑でした.ターミナルをバスで移動 (Terminal 4 → 1) したりで時間が無かったのでラウンジにも寄らずそのまま搭乗.BA007 の食事は相変わらずボリュームが多く,味付けはラフでした.英国航空ですから仕方がありませんね.



日付を超えて 2006.07.01 に無事成田に到着しました.